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今日も日曜日

毎日日曜だったらいいな。今日も日曜の気分で綴ります。

イギリスの次の首相はテレサ・メイ内相で決まりか?

保守党党首選の候補者が決定

6月23日の国民投票でEU離脱への支持が残留を上回ったイギリスでは、次の首相選びが始まっています。

次の首相は、辞任を表明したキャメロン首相に代わって、EUとの離脱に関する交渉を担うこととなり、その役割は極めて重要です。

首相になるためには、まず与党である保守党の党首になる必要がありますが、その立候補者の募集が締め切られ、次の首相の候補者は5人に絞られました。

1 テレサ・メイ 内務大臣

2 マイケル・ゴーブ 司法大臣

3 スティーブ・クラブ 年金・雇用担当大臣

4 アンドレア・レッドサム エネルギー・気候変動副大臣

5 リアム・フォックス 元・国防大臣

 

世論調査ではテレサ・メイ内相が圧勝 

イギリス紙デイリーメールが7月3日に掲載した世論調査によれば、保守党員の支持は以下のとおりとなっています(http://www.dailymail.co.uk/news/article-3671771/Traitor-Gove-distant-second-race-Number-10-Theresa-storms-commanding-poll-lead.html)。

1 テレサ・メイ     59%(50%)

2 マイケル・ゴーブ   15%(14%)

3 ステファン・クラブ  13%(16%)

4 アンドレア・レッドサム 9%(11%)

5 リアム・フォックス   4%( 9%)

 ※ 括弧の中は、対象をすべての人とした場合の数字です。

テレサ・メイ内相が、他の候補を全く寄せ付けずに圧倒的に支持を集めています。

http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2016/06/30/article-urn:publicid:ap.org:a415bab9fdc149a880d677a1de522ed0-4Ud0SXv69kde42ed3eb56783f105-476_634x421.jpg

 (イギリス紙デイリーメールより引用)

 

マイケル・ゴーブ司法相は印象が悪すぎる

次にYouGovが行った世論調査の結果を見てみましょう(https://yougov.co.uk/news/2016/07/02/theresa-may-more-popular-gove-even-among-leave-vot/)。

f:id:ichikawa_ken:20160704042133p:plain

これは、“あなたは各候補について何らかの意見を持っていますか?もしあるなら、その意見はポジティブ、ネガティブ、どちらですか?”と聞いたものです。

グラフ上の縦軸はその候補が関心を集めているかを示していて、横軸は良い印象か悪い印象かを示しているといった感じでしょうか。

テレサ・メイ内相は、高い関心を集めている上に、ポジティブな印象が強い。

マイケル・ゴーブ司法省は、高い関心を集めているものの、ネガティブな印象が強い。

その他の候補者は、そもそも関心を集められていない。

といった感じでしょうか。

デイリーメールの世論調査結果としっかりと符合していますね。

 

テレサ・メイ内相とマイケル・ゴーブ司法相

テレサ・メイ内相は、非常に難しいと言われる内務大臣のポストを6年間もの間手堅く務めてきたので、その手腕には定評があります。

また、同内相はEU残留派ではあったものの、残留派としての活動は限定的であったため、残留・離脱の双方の支持者から支持を集めることが可能となっており、この点は有利に働いているでしょう。

一方、マイケル・ゴーブ司法相は、本来であれば首相候補の最有力となり得た、人気者のボリス・ジョンソン前ロンドン市長を裏切ったという印象が強く出ているように思います。

マイケル・ゴーブ司法相は、EU離脱キャンペーンではボリス・ジョンソン前市長を支え、自身は首相への野心は一切ないとこれまで一貫して説明してきました。

それにも関わらず、保守党の党首立候補の締切直前になって、ボリス・ジョンソン前市長に対して、“同前市長への支持を取りやめた。自身が立候補する”と伝え、その数時間後にボリス・ジョンソン前市長は立候補しないことを表明する会見を行いました。

一連の動向から、マイケル・ゴーブ司法相は、自身の首相への野心のために、ボリス・ジョンソン前市長を利用していたのだなどとする陰謀論すらささやかれています。

 

マイケル・ゴーブ司法相に逆襲の目はあるか?

このように大きな差がついてしまったテレサ・メイ内相とマイケル・ゴーブ司法相の争いに逆転はあり得ないのでしょうか?

あるとすれば、次の首相はEUからの離脱を進める役割を担うのだから、EU残留を支持していたテレサ・メイ首相より、EU離脱を支持していたマイケル・ゴーブ司法相がふさわしいのではないかという点でしょうか。

これについて、YouGovが以下のような調査を実施しています。

国民投票における投票先に基づいて両氏の印象を尋ねたところ、このような結果になりました。

 (テレサ・メイ内相)

  EU残留投票者 ポジティブ:49% ネガティブ:33%

  EU離脱投票者 ポジティブ:64% ネガティブ:19%

 (マイケル・ゴーブ司法相)

  EU残留投票者 ポジティブ: 5% ネガティブ:89%

  EU離脱投票者 ポジティブ:51% ネガティブ:34%

f:id:ichikawa_ken:20160704053805p:plain

EU離脱・残留の双方の投票者の間で、テレサ・メイ内相の方がマイケル・ゴーブ司法相より好印象を持たれていることがわかります。

マイケル・ゴーブ司法相の逆転劇は・・・相当難しそうですね。

 

それでは、また日曜に!

 

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